峰乃白梅酒造

峰乃白梅酒造は、 寛永1624年創業の、 380年続く全国でも歴史がある酒蔵です。

長岡藩の支藩である三根山藩の城下町として栄えており、峰乃白梅酒造は、江戸時代から藩に酒を献上していて、安定していました。

 

福井地区の東側にある蔵は山の麓にあるため、天然の伏流水はとても豊富です。夏は無数の蛍が飛び交い、冬は 日本海からの北風が山を越えて吹き下ろすため、極寒になります。この寒さこそ、酒を醸すのに最適の環境となります。
美しい水と寒さこそ、旨い酒を造る環境に恵まれていると言えるでしょう。

 

蔵の代表銘柄である「峰乃白梅」は、越後の伝統である端麗辛口から脱却した、芳醇旨口の新潟清酒です。 銘柄名は隣町の漢学者・斎藤と立庵師より贈られた漢詩から採れたもので、品質では山頂を目指して「峰」を、味わいには清らかさを求めて「白梅」を冠したと言います。越乃寒梅、雪中梅とともに平成の時代になってから「越後の三梅」と謳われ、地酒ブームを盛り上げていました。

もう一つの代表銘柄である「菱湖」は香り高く、 まだを飲めない方、苦手な若い世代の方にも、日本酒と感じていただけるような、受け入れてもらえるように、柔らかく芳醇な仕上がりとなっております。

伝統を守りつつ、現代的な味わいの日本酒を開発し、SAKE COMPETITION 2019で金賞を受賞するなど、新たな挑戦を続けています。